- mabanuaが選ぶ2018年名曲ランキングベスト10
- 第10位:Kendrick Lamar, SZA「ALL THE STARS」
- 第9位:Tempalay「どうしよう」
- 第8位:WONK feat. MALIYA「La Di Da(The Internet Cover)」
- 第7位:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」
- 第6位:Suchmos「FUNNY GOLD」
- 第5位:POST MALONE「PSYCHO W. TY DOLLA $IGN」
- 第4位:Ariana Grande「thank u, next」
- 第3位:ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」
- 第2位:BIM「BUDDY feat. PUNPEE」
- 第1位:中村佳穂「You may they」
mabanuaが選ぶ2018年名曲ランキングベスト10
このページでは2019年1月20日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』でmabanuaさんが選んだ2018年の名曲マイベスト10曲をコメントと共に、それぞれ10位から1位までカウントダウン形式でご紹介します。
第10位:Kendrick Lamar, SZA「ALL THE STARS」
Kendrick Lamar, SZA「ALL THE STARS」
- 作詞:Kendrick Duckworth, Mark Spears, Al Shuckburgh, Solána Rowe, Anthony Tiffith
- 作曲:Kendrick Duckworth, Mark Spears, Al Shuckburgh, Solána Rowe, Anthony Tiffith
- 発売日:2018年2月28日
グラミー賞5部門ノミネート!! あのラッパーが手がけた一大プロジェクト
グラミー賞5部門にノミネートしたマーベル映画「ブラックパンサー」のリード曲。この楽曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
この映画自体、白人俳優が中心だったアメリカのヒーロー映画において、初めて黒人を中心とした作品が誕生したということで話題になりました。
そのサウンドトラック全編のプロデュースを手がけたのが このKendrick Lamar であり、ラッパーがこれだけの規模で1つのプロジェクトを手がけるのは前例がなかったことです。
アメリカのこれからの社会現象の象徴となる曲だと思います。
第9位:Tempalay「どうしよう」
Tempalay「どうしよう」
- 作詞:Ryoto Ohara
- 作曲:Ryoto Ohara
- 発売日:2018年9月26日
新進気鋭バンドの不安感たっぷりで無理矢理な構成の曲
脱力系サウンドに中毒者が続出の新世代ロックバンドTempalayのミニアルバム『なんて素晴らしき世界』からのリード曲。この楽曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
サイケデリックな音の中に無理矢理な構成。不穏なイントロから、いきなり爽やかなサビにいくのは意表を突かれます。
この曲は終始、ギターのチューニングが正しい音程からほんの少しだけ低い。本来なら不協和音になってしまうところ、その崩し方が絶妙。不思議な浮遊感もそこから来ています。
第8位:WONK feat. MALIYA「La Di Da(The Internet Cover)」
WONK feat. MALIYA「La Di Da(The Internet Cover)」
- 作詞:S. BENNETT AND S. LACY
- 作曲:S. BENNETT AND S. LACY
- 発売日:2018年11月9日
作曲のできるドラマーが生み出した粘りのあるグルーヴ感
メンバー全員が2足のわらじを履く(料理人・東大院生など)東京発の4人組ソウルバンドWONKの楽曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
自分もドラマーですが、作曲もできるドラマーはまだまだ少なく勿体無い。WONKのリーダーでドラムスの荒田君は作曲も出来て歌も歌える非常に多才な人です。
この曲の「粘り」のあるグルーヴ感も、ドラマーが手がけたからこそ生まれたものだと思います。「良いバンドには良いドラマーがいる」全国のドラマーへのエールを込めて。
第7位:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」
Mrs. GREEN APPLE「青と夏」
- 作詞:大森元貴
- 作曲:大森元貴
- 発売日:2018年8月1日
メジャーシーンで活躍する彼らの “夏” と “青春” が気持ち良い1曲
Vo.&Gt. 大森元貴が全楽曲の作詞・作曲を担当する2013年に結成された男女5人組ロックバンド ミセスグリーンアップルの楽曲。映画「青夏 きみに恋した30日」の主題歌。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
テレビでサビを耳にした瞬間、自分も高校生の頃に戻りたくなってしましました(笑)。
この曲は映画の主題歌なのに歌詞の「映画じゃない、僕らの番だ」と観ている子を新しい現実へ送り出しているのも上手いです。
第6位:Suchmos「FUNNY GOLD」
Suchmos「FUNNY GOLD」
- 作詞:YONCE
- 作曲:Suchmos
- 発売日:2018年6月20日
超人気バンドの休日の昼下がりに聴きたい1曲
去年の紅白歌合戦にも出場した人気バンドSuchmosの楽曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
コード進行が興味深いです。
サビは「休日コード進行」と僕が勝手に呼んでいるウキウキして つい出かけたくなるようなコード進行がベースになっています。
昔から使われる懐かしさのあるコード進行ですが、Suchmosは さらに別のコードを1つ忍ばせたり変化をつけ工夫しています。
続けてコードの解説では、「休日コード進行」について代表的な曲にスティービー・ワンダーの「ISN’T SHE LOVELY」を例に挙げていました。
Suchmosは王道のこのコード進行を繰り返すだけでなく、頭1回だけ最初の2つのコードを入れ替えているセンスが凄い!と絶賛していました。
第5位:POST MALONE「PSYCHO W. TY DOLLA $IGN」
POST MALONE「PSYCHO W. TY DOLLA $IGN」
- 作詞:Austin Post, Tyrone Griffin Jr, Louis Bell
- 作曲:Austin Post, Tyrone Griffin Jr, Louis Bell
- 発売日:2018年6月27日
SNS時代の申し子 億万長者の抱える疑心暗鬼
1995年生まれの23歳、ポスト・マローンによる楽曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
SNSが普及した今、無名だった自身の曲をアップしてから数ヶ月で100万回再生、メジャー契約、あっという間に大金を手にするという昔では考えられない現象が彼を筆頭に起きています。
それと引き換えに「Can’t really trust nobody(誰も信じられない)」とあるように、お金を急に持ったが故に寄ってくる怪しい大人達も多いようで、そういった人達を「Phycho」と呼んでいるのも今ならではで興味深いです。
第4位:Ariana Grande「thank u, next」
Ariana Grande「thank u, next」
- 作詞:Ariana Grande, Victoria Monét,Tayla Parx, Njomza Vitia, Kimberly Krysiuk, Tommy Brown, Michael Foster, Charles Anderson
- 作曲:Ariana Grande, Victoria Monét,Tayla Parx, Njomza Vitia, Kimberly Krysiuk, Tommy Brown, Michael Foster, Charles Anderson
- 配信日:2018年11月4日
元カレの名前を堂々と歌う ” ネクスト・マライア ” の前進の意志
2019年2月8日リリースのニューアルバム『thank u, next』から先行配信されたタイトル曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
婚約破棄や元カレの死など ここ数年で多くの出来事に見舞われた彼女ですが、相手の実名を堂々と出して、ポジティブな曲に仕上げているところに胸を打たれました。
「thank u, next」過去を恨むことなく前に進む意志が感じられます。
第3位:ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」
- 作詞:Masafumi Gotoh
- 作曲:Masafumi Gotoh
- 発売日:2018年9月26日
聴いたときに涙が出そうになった 悩んでいる10代に真っ先に聴かせたい1曲
人気ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONが2018年9月26日にリリースしたシングル曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
自分が10代の頃、音楽で食べて行きたくても不安だった日々を思い出させてくれた曲です。
若いときは何でも投げやりになり 壊れやすい時期ですが、そんな世代に「まだ始まったばかり」という歌詞は大きな勇気を与えてくれると思います。
第2位:BIM「BUDDY feat. PUNPEE」
BIM「BUDDY feat. PUNPEE」
- 作詞:BIM・PUNPEE
- 作曲:BIM・PUNPEE
- 発売日:2018年7月25日
ヒップホップシーンを沸かせる2人が仕掛けた不思議なビート感
今ヒップホップシーンを沸かせているBIM、PUNPEE 2人のラッパーがタッグを組んだ楽曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
曲全体の4拍子でも3拍子でもないような不思議なビート感が面白い。
一聴するとヨレていて「あれ?」と思うのに、ずっと聴いていると気持ち良くなってくる。リズム的なヨレ感を効果的に使うことで不安と安心のループにはめ、快感に感じさせる手法で拍子としては成立しているのが面白い点。
第1位:中村佳穂「You may they」
中村佳穂「You may they」
- 作詞:中村佳穂
- 作曲:中村佳穂、荒木正比呂
- 発売日:2018年11月7日
洪水のような展開 訳の分からない曲
音楽人の間では大ブレークを予想する声が多く挙がっている京都出身のソロシンガー 中村佳穂さんのアルバム『AINOU』の1曲目に収録されている楽曲。この曲に対してmabanuaさんは以下のようにコメント。
バックトラックのアレンジや洪水のように押し寄せる展開、そもそもどこがサビなのかも分からない。分析したくも仕方が分からなく、聴いたあと放心状態になりました。
どうしたら こういう世界が出来上がるのか色々聞いてみたいです。
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