関ジャム 蔦谷好位置 2016年名曲ベスト10

関ジャム 蔦谷好位置が選ぶ2016年の名曲ベスト10

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関ジャム 蔦谷好位置が選ぶ2016年の名曲ベスト10

Superly,ゆず,back numberなど幅広いアーティストを手がける音楽プロデューサー 蔦谷好位置さんが音楽テレビ番組「関ジャム」で選んでいた「2016年の名曲ベスト10」が大変興味深かったので、蔦谷好位置さんのコメントと一緒にまとめてみました。

まだ知られていない名曲をたくさん聴いてもらいたい」と語る蔦谷好位置さん。その中でも圧倒的に1位だったという名曲があり、それ以外は全部同率2位と言ってもいいくらい全部素晴らしい曲だったと語っていました。

2016年の数ある名曲を引き離して、蔦谷好位置さんの中で圧倒的に1位だったという楽曲は果たして何だったのでしょうか? それでは10位から1位までをカウントダウン形式でどうぞ~♪

ヾ(。ゝω・)ノ゚☆,。・:*:・

第10位:T字路s(ティージロス)「はきだめの愛」

T字路s(ティージロス)「はきだめの愛」

  • 作詞:伊藤妙子
  • 作曲:伊藤妙子・篠田智仁
  • 発売日:2016年12月7日

圧倒的なハスキーボイス! 人と違う声こそ最大の武器

2010年結成の男女デュオでライブを中心に活動しているT字路s(ティージロス)の一曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメントしていました。

声がすごい。圧倒的。

人と違う声を持っている人は、それが最大の武器になる。

T字路s(ティージロス)を千原ジュニアさんに教えてもらったという蔦谷好位置さんは、この魅力的な声にとても驚いたという。

第9位:米津玄師「LOSER」

米津玄師「LOSER」

  • 作詞:米津玄師
  • 作曲:米津玄師
  • 発売日:2016年9月28日

曲もすごいがMVは、もはや誰も真似できない領域

2013年にメジャーデビューした独自の世界観が話題のアーティスト 米津玄師さんの一曲。作詞・作曲・アレンジまでこなす米津玄師さんは、この楽曲のMVで独特なダンスも披露して話題となった。

この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

米津くんは世界の新しい音をいつもチェックしてるんです。必ず自分の中のフィルターを通して日本のリスナーに届ける為にって、すごい考えてる人でMVに関してもそうだと思う。

ダンスと音楽は密接な関係があり、みんながやりたくなるやつとは全く別の、みんなができない真似できない独特なものを作り続けている。

第8位:Kan Sano (カンサノ)「C’est la vie feat.七尾旅人」

Kan Sano (カンサノ)「C’est la vie feat.七尾旅人」

  • 作詞:Tavito Nanao
  • 作曲:Kan Sano, Tavito Nanao
  • 発売日:2016年10月30日

世界に発信する音楽レーベルの注目アーティスト

蔦谷好位置さんが注目する音楽レーベル「origami PRODUCTIONS」に所属するアーティストの一曲。渋谷の音楽シーンを牽引する彼らは、メンバーの一人一人がプロデューサーや楽曲のプレイヤーとして活躍している。なかでも熱い注目を浴びているのがこの楽曲のKan Sano(カンサノ)

この楽曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

ジャズやピアノ演奏の技術や知識のある人がポップスに来てジャズやヒップホップ、ポップスの垣根が無くなった曲、と評価。

これからこういった音楽を日本で増やしていく為には、こういう才能が絶対輝いて欲しい!と語った。

第7位:SALU「In My Face」

SALU「In My Face」

  • 作詞:SALU
  • 作曲:mabanua
  • 発売日:2016年4月20日

まるで話しかけるよう! 日本語ラップの新星

23歳の若さで “日本語ラップの新星” と各方面から高い評価を受けるラッパーSALUの一曲。この曲をプロデュースしたのはKan Sanoと同じ「origami PRODUCTIONS」所属mabanua(マバヌア)。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント

曲も良いし、さらに歌詞も素晴らしい。この曲のプロデューサーのmabanua(マバヌア)くんも凄い!と評価。

第6位:Chance the Rapper「No Problem」

Chance the Rapper ft. 2 Chainz & Lil Wayne「No Problem」

  • 作詞:CARTER DWAYNE,
    BENNETT CHANCELOR JHONATHAN,
    EPPS TAUHEED
  • 作曲:CARTER DWAYNE,
    BENNETT CHANCELOR JHONATHAN,
    EPPS TAUHEED
  • 配信日:2016年5月26日

次のグラミー賞 最優秀新人賞はこの人かも?

配信のみで楽曲を発表するアメリカのアーティスト Chance the Rapper 「No Problem」という一曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

今回おそらくグラミー賞の最優秀新人賞を取るんじゃないかと思っています。CDリリースがなくても音楽ビジネスとして成立しているのが凄い。

今までCD等の形として楽曲をリリースしていない人はグラミー賞にノミネートされる権利がなかったが、Chance the Rapperが出したアルバムがアメリカで凄く売れてしまったので、今回から配信のみの楽曲もノミネートされるようにルールを変更させてしまった。

このときの蔦谷好位置さんの予想どおり、2016年度の楽曲が対象となる第59回グラミー賞Chance the Rapperは「最優秀新人賞」、「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」、「最優秀ラップ・アルバム賞」の3部門を見事に受賞しています。

第5位:チャットモンチー「majority blues」

チャットモンチー「majority blues」

  • 作詞:橋本絵莉子
  • 作曲:橋本絵莉子
  • 発売日:2016年11月30日

思わず口にしたくなる歌詞に彼女たちの”らしさ”が!

医療・福祉の専門学校 首都医校、大阪医専、名古屋医専のCMに使用された楽曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

「マママママジョリティー」とつい口にしたくなる歌詞。さらに「みんなと同じものが欲しい だけど」「みんなと違うものも欲しい」という部分がすごく良い。

たぶん彼女たちが上京してきた若い頃の気持ちを歌っていて、同世代の女の子がオシャレで輝いて見えるけど、自分達は皆とは違うミュージシャンで輝きたいと、もがいている。

それを今 手にした彼女たちが歌っているのが凄い。曲も、誰もがやれる事をやっているけど「チャットモンチーらしさ」が出ている。

第4位:リーガルリリー「リッケンバッカー」

リーガルリリー「リッケンバッカー」

  • 作詞:たかはし ほのか
  • 作曲:たかはし ほのか
  • 発売日:2016年10月19日

まだメジャーデビュー前! 全員10代のガールズバンド

東京のライブハウスを中心にインディーズとして活動する当時まだ全員10代だった3人組ガールズバンドの一曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

10代とは思えない歌詞の世界観が凄い!

第3位:Mrs. GREEN APPLE「鯨の唄」

Mrs. GREEN APPLE「鯨の唄」

  • 作詞:大森 元貴
  • 作曲:大森 元貴
  • 発売日:2017年1月11日

2017年ブレイクの予感! 注目のニューカマー

20歳のVo.&Gt. 大森元貴が全楽曲の作詞・作曲を担当する2013年に結成された男女5人組ロックバンドの楽曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

曲を聴いたとき凄かった。バンド自体は知っていたが、全然 僕は情報を知らなかった。ただ、ラジオで聴いたときに一聴き惚れ。一目惚れならぬ、一聴き惚れしたくらい良い曲。

2016年は一聴き惚れした曲が多く、この曲はラジオで聴いたときに路肩に車を停めて聴き入ってしまった。

この曲に関してはとても自分の好きなサウンドで、自分でレコーディングした曲かと思ってしまうほど自身の作る楽曲とテイストが似ているように感じた。

第2位:KOHH「Die Young」

KOHH「Die Young」

  • 作詞:KOHH
  • 作曲:TeddyLoid
  • 発売日:2016年6月17日

時代を象徴する人物 世界が注目する若手No.1ラッパー

思った事をストレートに表現する歌詞が特徴のKOHHの一曲。KOHHは世界のアーティストと多数コラボしていて、日本より海外の評価が高いアーティスト。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のようにコメント。

KOHHはアンダーグラウンドな側面はあるけれど、人気もカリスマ性もあって時代を象徴する人。音楽の技術があるとか知識があるとか そういうことじゃなくて、とにかくKOHHのエネルギーが凄い


KOHHは宇多田ヒカルのアルバム「Fantome」の「忘却」でもコラボしている。

第1位:RADWIMPS「なんでもないや」

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RADWIMPS「なんでもないや」

  • 作詞:野田洋次郎
  • 作曲:野田洋次郎
  • 発売日:2016年8月24日

「マジでお前 天才だな」と本人に言ってしまった名曲

RADWIMPS ボーカルの野田洋次郎が大ヒット映画「君の名は。」の為に制作した楽曲。この曲に対して蔦谷好位置さんは以下のように解説。

この曲は色々な要素が詰まっている名曲。

まず、曲の頭8小節間を哀愁のある日本らしい旋律である”ヨナ抜き音階”のアカペラで歌っていること。その中に一瞬違う音を入れてひっかかりを作っている。

サビでも凄いことをやっていて、名曲の生まれやすいコード進行の中で曲の音階のコード(和音)の外にある和音を入れていること。使い方しだいで不協和音になったり不安定になったりしてしまう場合もあるコードを、サビの一番高揚感のあるところに入れてくる発想が天才的だ。

このコード進行が「君の名は。」のストーリーにもリンクした作りになっているのも素晴らしかった。


以上、「蔦谷好位置さんが選ぶ2016年の名曲ベスト10」でした。蔦谷好位置さんが圧倒的な1位だと言っていた名曲 RADWIMPS「なんでもないや」は私も大好きな曲なんですが、プロが見ると凄いテクニックを使った曲だったんですね。私は音楽の筆記の成績が良くなかったので、蔦谷好位置さんの解説を聞いても理解するのが難しかったですw

君の名は。」を見たのは遅かったので、この曲自体を初めて聴いたのはミュージックステーションで上白石萌音さんが歌っていたカバーverのほうだったのですが、上白石萌音さんの歌う「なんでもないや」も凄く魅力的だったので、気になる方は一度聴いてみてください♪

(*^_^*)

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