まちのねずみ と いなかのねずみ

まちのねずみ と いなかのねずみ

「まちのねずみ と いなかのねずみ」を大人になって読んでみた。

先日イソップ童話の「まちのねずみ と いなかのねずみ」を読みました。子どもの頃に読んだ記憶はあるのですが、内容をあまり覚えていなかったので、大人になって改めて感じたことなどをカタカタしてみます。

  • タイトル:まちのねずみ と いなかのねずみ
  • 絵:ポール・ガルドン
  • 訳:木島 始

「まちのねずみ と いなかのねずみ」のあらすじ

ある日、田舎に住むネズミの家に友達の町ネズミが遊びに来る。町ネズミは田舎ネズミの質素な暮らしぶりに驚き、都会はもっと良い生活ができるから一度来てみてはどうかと招待する。気乗りしない田舎ネズミだが、町のネズミの熱心な誘いを受け入れ一緒に町へ出かけていく。

町ネズミの住む都会では立派な屋敷に豪華な料理が並んでいた。2匹のネズミは美味しいゴチソウを食べ始めるが、食器を片付ける屋敷の召使いたちや飼い猫に追い回され全く心の休まる暇のない場所だった。

慌ただしく危険の多い町の生活に我慢できず、田舎のネズミは早々と田舎に退散し自分の家のベッドでスヤスヤと眠りましたとさ。

都会の生活と田舎の生活の対比

ストーリーが単純なので分かりやすく面白かった。田舎の生活は衣食住は質素だが安らかな生活。都会の生活は豪華な暮らしだが、様々な危険に追われていて安息のない生活。

住めば都という言葉もあるように、それぞれが自分の環境に順応していて互いに幸せに暮らしているように感じた。

それぞれの生活環境と価値観の違い

町ネズミは決して自分の生活ぶりをただ自慢したかったのではなく、本心で都会の暮らしを田舎ネズミに勧めているように感じた。美味しいものを食べて豪華に着飾る暮らしこそが、幸せな生活だと信じて疑わないように見えた。

しかし田舎ネズミは都会の生活は自分には合わないと実感し、すぐに田舎へと帰っていった。田舎ネズミにとっては田舎の生活ことが幸せに暮らせる環境だったのだ。

「まちのねずみ と いなかのねずみ」を読んで感じた現代のストレス社会

ストレスに悩む人

「まちのねずみ と いなかのねずみ」は町に住むねずみと田舎に住むねずみが、それぞれの生活環境に対して互いにどう感じるかが描かれていました。

豪華で恵まれた環境の幸せに見える都会の暮らしも、田舎ネズミにとっては危険に溢れた全く心の休まらない場所でした。

これは少し昔に作られた話ですが、現代の生活にも置き換えることができると思います。田舎が決して楽な生活だとは思いませんが、近年のニュースなどを見ても抱えるストレス量は都会の方が比較的多いように感じます。

自分に合った環境や生活を確立することの大切さ

仕事や時間、人間関係など多くのストレスに悩み追われる生活を続ける現代人。その環境に長く身を置くことで、体や精神を壊してしう人が多くいます。

私が20代の頃に身を置いていた職場も俗にいうブラックな業界(決して法に触れたり、いかがわしい仕事ではなかったので誤解されないようにw)で、何人もの同僚が過労やストレスから精神や健康に異常をきたして辞めてしまったという経験があります。

幸い私はメンタルの強いほうだったので無事で済みましたが、精神衛生上や経済的な理由などで仕事を変えることにしました。これしかないと思って続けていた好きな仕事だったので悩みもしましたが、今は辞めて良かったと思っています。

みなさんも自分にとって最適で幸せな生活や仕事は何なのか、一度真剣に考えてみることが大切なのかもしれません。

「まちのねずみ と いなかのねずみ」を大人になってから読んでみて何を感じるか、機会があれば読んでみてはいかがでしょうか?

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