古谷実『わにとかげぎす』くりぃむしちゅー 有田哲平の主演でTVドラマ化
古谷実原作の漫画『わにとかげぎす』が2017年7月からTBS系列でTVドラマが放送されるようです。主演はなんと くりぃむしちゅーの有田哲平、ヒロインは本田翼がキャスティングされています。気になる作品なので、ちょっと調べてみました。
『わにとかげぎす』はボッチおじさんが主役のボッチ脱出ドラマ
『わにとかげぎす』は『稲中卓球部』や『ヒミズ』などの代表作で知られる古谷実さん原作の漫画です。連載は2006年~2007年、もう10年も前になります。
個人的に最近の古谷実さんの漫画は結構好きなので、そこそこ読んでいます。デビュー作の『稲中卓球部』こそちゃんと読んでいませんが、『ヒミズ』以降のリアル路線に作風を少し変えてきたあたりからはほぼ全部読んでいます。
『わにとかげぎす』は30代の孤独なボッチおじさんが主人公です。ボッチおじさんが孤独から抜け出そうとするドラマを古谷実さん特有の個性的なキャラクターや、独特のギャグセンスを散りばめたコメディさ、ドラマが進むにつれて歪みだすサスペンスとバイオレンスの要素で描かれていました。
『わにとかげぎす』主演は くりぃむしちゅー有田哲平&本田翼
『わにとかげぎす』TVドラマの気になるキャストは主人公の富岡ゆうじ役に くりぃむしちゅーの有田哲平、ヒロインの羽田梓役が本田翼となっています。
このキャスティングを知ったときの自分の正直な感想は「ちょっと微妙なキャスティングだなあ~」でした。
富岡ゆうじ役:くりぃむしちゅー 有田哲平
主人公の富岡ゆうじといえばガリガリ体型で顔もホッソリした感じの人物。どちらかというとガッチリとした体型の くりぃむしちゅー有田哲平さんとは少しイメージと違うかなあ、と感じました。
羽田梓 役:本田翼
ヒロイン羽田梓役の本田翼さんも少しイメージと違うかなあ~という印象です。原作の羽田梓は長身で髪もロング。体育会系の体型で学生時代にバレーボールやバスケ等やっていそうなイメージの女性です。少し本田翼さんのイメージとは違うような気もします。
まあ原作のイメージと少し違った役でも自分の役に持っていけるくらいの演技力があれば気にならないと思うのですが、くりぃむしちゅーの有田哲平さんがドラマ初主演のようで演技力が未知数です。
コントもできる芸人さんは演技力も必要になってくるので結構芝居が上手い人もいるのですが、以前スペシャルドラマ『天才バカボン』で見せた相方くりぃむしちゅー上田晋也さんの芝居は、正直上手いとは言い難い内容だったので少し不安な部分もあります。
くりぃむしちゅー有田哲平さんの未知数の演技力に期待したいところです。
『わにとかげぎす』は『逃げ恥』と同じプロデューサー
プロデューサー:峠田浩
『わにとかげぎす』のプロデューサーは峠田浩さん。
峠田浩さんはあの大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のプロデューサーとして参加されていたようです。逃げ恥をヒットさせた手腕に期待が高まります。
脚本:高橋 泉
『わにとかげぎす』の脚本は高橋 泉さん。
高橋 泉さんは最近だとカエル男を妻夫木聡が演じていたことで話題となった映画『ミュージアム』の脚本を共同で手がけています。
映画『ミュージアム』はCMで気になっていた作品でまだ見ていないのですが、映画『ミュージアム』の狂気的な雰囲気が『わにとかげぎす』の中にあるサスペンスやバイオレンスの要素に十分に発揮されそうですね。
演出:坪井敏雄
『わにとかげぎす』の演出は坪井敏雄さん。
坪井敏雄は最近では何かと話題になっていたドラマ『カルテット』の第二幕 第6話からの演出で参加していて、同ドラマの最高視聴率回 第9話「なりすました女、衝撃の告白!!カルテット涙の別れ」の演出を担当されたのも坪井敏雄さんです。
シリアスな作品の演出を得意とされている演出さんのようなので、『わにとかげぎす』の中で描かれるラブコメ、シリアス、サスペンス、バイオレンスをどう演出するのか興味深いところです。
『わにとかげぎす』は2017年7月放送開始
『わにとかげぎす』は2017年7月よりTBS系列「テッペン!水ドラ!!」枠(毎週水曜23時56分 〜 24時26分)で放送予定です。
あと1ヶ月ちょっとで放送開始なので、今から放送が楽しみなドラマです。
(*^_^*)
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